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Posted by ミリタリーブログ at

2009年12月14日

テフロンケーブルは全て銀メッキか?

結論から先に行きましょう。

被服の色がクリアだからシルバーコート(銀メッキ)という認識は大間違いです。

むしろ、最近のカスタムパーツで幅を利かせているのは(銀メッキと比べて)安くて性能の劣るスズメッキかもしれません。

見た目が似ていて安いので売りやすいし、利益率も大きいのでしょう。

という事で、テフロンケーブルの事をバッサリと切ってみようと思います。


電動ガン用に販売されているカスタムパーツ用のテフロンケーブルは2種あります。

・FEPテフロンケーブル:
 導線にスズのメッキがしてある。
 抵抗値高め・安い。
・FEPシルバーコートテフロンケーブル
 導線に銀のメッキがしてある。
 抵抗値低め・高い

違いはメッキの種類です。
低抵抗の銀でメッキがされているのか、抵抗が高めのスズでメッキがされているかです。

抵抗値が低い銀メッキの方が性能がいいのですが、その分価格が高くなります。
電流が流れれば良いだけならどちらのケーブルでも良い訳です。

では、次は画像です。



FEPテフロンケーブルとFEPシルバーコートテフロンケーブルです。

微妙に色が違うのがわかりますでしょうか?


拡大してみます。



ねずみ色をしているのがスズメッキのFEPテフロンケーブル(上)
銀色をしているのがFEPシルバーコートテフロンケーブル(下)



何人かにクリア被服のスズメッキ線を見せたところ、全員が銀メッキと答えてます。

いや、これには本当に驚いた。


クリア被服のテフロンケーブル=銀メッキ

という事が知らないうちに刷り込まれているという事だと思うんです。

でも、ねずみ色したクリア被服のテフロンケーブルに交換したら性能が上がったという人もいると思います。

確かにかわるのですが、その理由は最後の方に書いておきます。

FEPテフロンケーブルとFEPシルバーコートテフロンケーブルですが、カタログスペックでは約5%の差があります。

5%を高いと見るかどうかは判りませんが、違うことは確かです。

ラジコンは全て銀メッキケーブル使用してますね。

私は基本はメッキなしと銀メッキの物しか使っていません。


丈夫な被服のケーブルが欲しいならどちらのテフロンケーブルでも同じですが、パフォーマンスを気にするなら銀メッキの掛かっ
た物を選んだ方がいいという事になります。

同じ径の場合には大よそ下記の通りの抵抗値となります。

(抵抗値低)銀メッキ<メッキなし<錫メッキ(抵抗値高)

実は錫メッキのケーブルの方がメッキの掛かっていないものより性能が劣るのです。

実際には、芯線の太さや数などが関係してくるので若干は変わります。

ちなみにマルイ純正のテフロンケーブル(Ver2メカボックス等に入ってるケーブル)は1.0sqのスズメッキ線。

カスタムパーツとして販売されているテフロンケーブルは1.25sq

単純に25%ほど効率が良くなったと見る事が出来ます。

これなら元がスズメッキ線ですし、カスタムケーブルがスズメッキだとしても、単純にケーブルが太くなる事で効率が上がったという事です。

多少でも気にするなら銀メッキ、ケーブルなんて何でも良いというならスズメッキでも何でも良いんじゃないでしょうか。


銀メッキかどうかを見分ける方法は無いのか?

銀メッキとかシルバーコートとかの記述があるか無いかで見分けられます。

スズメッキの物には何も書いていません。

だって、FEPスズメッキケーブルって書いてあったら怪しくて買わないでしょw。

  
タグ :ケーブル

Posted by SFA公式 at 07:00Comments(4) 配線