2010年09月21日

電動ガンの配線とコネクタ

きつねでございます。

ここ数日で一か月分くらい更新しているような気がします。

どうしちゃったんでしょうね。

多分『10年以上探し続けていたブツが手に入ったから』かもしれませんが、きっと気のせいです。

電動ガンの配線やスイッチなどの電気回路は、車やバイクのエンジンに例えると燃料供給系と同じ役目になります。

さて電動ガンの配線周りの効率を考えた時に重要なのが

【その回路のボトルネックが何なのか?】

です。

配線と、水道のホースはイメージが似ていますので想像がしやすいのでホースに例えてみようと思います。

水圧=電圧

水流=電流

と見立てると想像しやすいのではないでしょうか。


・配線の効率について

ホースは配線と同じで、太いほど水を良く流せます。

水圧を上げなくても大量の水を流せます。

内径1cmのホースよりも内径2cmのホースの方が水を大量に流せます。

感覚としては

流れた水の量≒モーターのパワー≒マズルエナジー×発射サイクル

に近いと思います。

・コネクタ部のロスについて

例えば内径2センチの水道のホース同士をつなげようとします。

ホースをつなげるのにカプラーという接続用の金具の様なモノを使います。

例えば、このカプラの内径が1cmしか無かったとします。

そうすると、カプラ部分がボトルネックとなり水の流れが悪くなります。

水の流が悪いからホースを太い物に変えたとしてもカプラのサイズが変らなければ、結局カプラがボトルネックとなります。

蛇口の効率が悪いんじゃないかという事で蛇口を付け替えてもやはりカプラがボトルネックになります。

全く意味がありません。

最も問題になる部分を放置したまま、他を改善しても意味が無いという事です。

電動ガンに当てはめるとホースは配線、蛇口はスイッチ、カプラーはコネクタになります。(バッテリは何処になる?水道管か?)

一番ボトルネックになる部分から手を入れていくのがチューンのセオリーだと思います。



脱、ノーマルコネクタ




配線やFETスイッチの性能に差が出てきます。

特に、負荷の大きい流速チューンやハイサイクルではより差が出てきます。

差が出るどうこうよりもコネクタが溶ける可能性があるので注意して下さい^^;。

#本当はFETスイッチなんかのコネクタもT字やヨーロピアンにしたいんですけど、ノーマルじゃないと使えない人の方が圧倒的に多いし、コネクタ交換の事を解っている人の大半は半田コテ使えるから自分でやるんじゃないかという事で、あえてノーマルコネクタで作っています。T字やヨーロピアンコネクタだとコストが高くなってしまうというのもあるんですけどね・・・。本当に良いもの作ったとしても買える値段じゃなくなってしまいます。作り手側のジレンマです。

  
タグ :電気系

Posted by SFA公式 at 00:28Comments(1)電気系